精神科に行ってみた
なんだかず~~~っと生き辛かったので精神科に行ってみたけど解決はしなかったよというお話です。深刻なアレではない。
私はコミュ障だしミス多いし他人が当たり前にできることができなくて、ずっとうすらぼんやりとした生き辛さを抱えてました。
いつか一回精神科に行ってみたいなあとは思ってはいたんですが、周りの人に恵まれているためたいした挫折をしたことがなく、行くきっかけがなかったんです。
今回もたいしたきっかけはなかったのですが、ワールドを観に行って勇気と活力に満ち溢れていた時によっしゃ行こう!っていうノリで行きました。
そうなんです、精神科って元気がないと行けないんですよ。これどう考えてもバグでしょ?
予約はメールで取って、いざ病院へ。待合室には意外にもたくさんの人がいました。
診察室に呼ばれて、事前に悩んでることなどを書いて持ってきた紙を提出。
これも常々思ってるんですけど、ただでさえ緊張してるのに口頭で症状説明するとかハードル高すぎませんか?コミュ障だし。
ADHDかもしれませんね、と言われてあ~はい…とテンション低めに返事したら「こういう方向性はお望みではないですか?」と訊かれて怖かったです。
もっとはきはき答えればよかったんですかね???
で、ネットに落ちてるような簡単な質問紙に答えて、血液検査をしました。
採血してくれた看護師さんはものすごく優しくて泣きそうになりました。
後日、念のためということで脳のCT検査も受けました。これは非日常感あって面白かったでふ。
検査中はヘッドフォンからクラシック音楽が流れてるんですけど、全く騒音に対抗できてなくて笑っちゃいました。
てっきりネットでよく見る知能検査みたいなのをやるのかと思ったんですが、ああいうのは大きい病院じゃないとできないんですかね?それともあそこはヤブ医者だったのか?
これだけでADHDの傾向ありますねと言われてお薬出されたのでちょっとびっくりしました。
ストラテラという衝動性を抑える薬を処方されまして、最初は1日1錠、1ヶ月後から1日2錠になりました。2錠になると効果を実感するようになりました。
私が感じたメリットとデメリットは以下の通りです。
<メリット>
・朝早く目が覚める、すっきり起きられる
→遅刻が減る
ちゃんと飲んだ日の翌朝はアラームをかけなくても朝4時半とかに自然と目が覚めました。これには少し感動。でもあまりに早すぎるので二度寝してしまい朝活なんてできませんでした。
<デメリット>
・常にうっすら体調が悪い
これが結構辛かったです。なんだかずっと身体が重かったのと、元々起こしやすかった立ち眩みがかなり酷くなりました。
・脳汁が出にくくなる
これは服用を止めた後に気が付いたんですが、今思うと最大のデメリットでした。ドーパミンだかエンドルフィンだか知りませんが、脳内麻薬がぶわあっと放出される感覚、わかる人にはわかるのではないでしょうか。あれを感じる頻度が明らかに少なくなりました。
ストラテラは継続することで効果が出るタイプの薬なのですが、現時点でこんな微妙な効果しかないのに診察料と合わせて月1万かかるのはちょっとないな、と思ってしまいまして。
初診から3ヶ月後、予約をキャンセルしたきり病院に行くのを止めました。
薬を勝手に止めるのは本当によくないので、もし見ている人がいても絶対に真似しないでください。
私は運良く副作用などは出ませんでしたが、何があるかわからないので。
薬を止めて真っ先に実感したのが、脳汁めっちゃ出る!!ということです。私はおそらく元々些細なことで感情が昂りやすいタイプなんでしょうね。
そして身体が軽い。これ、明らかに飲まない方が気分がいいし、生きやすいではないですか。
遅刻はちょっと増えましたが、単位取得に影響する程ではないので。ミスの量は服用中もあまり変わらなかったですし。
そういう訳で、私の場合は精神科に行っても解決しないとわかってよかったと思います。高い授業料だったなあ……。
コンサータの方を試してみたい気持ちもありますが、今は比較的調子よくやれているのでしばらくはこのままでいってみようかと思います。